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映画地獄

偏見と独り言の映画紹介

ゾンビスクール!(原題:Cooties)

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(出典:映画「ゾンビスクール!」公式サイト)

 

「お寝んねしな、クソども」

 

 

今では映画のジャンルとして確立した存在であるゾンビ映画であるが、フレッシュさを求めるゾンビ映画マニアはたくさんいるはず。

 

最近では、アメリカのテレビ局AMCが放送している『ウォーキング・デッド』や2002年公開から7作目となるほどの人気を博した『バイオハザード』を思い浮かべる人がいるでしょう。

 

両作品とも行き着く先には、人間同士の争いを焦点にあてることで終わりを迎えるわけだが、私が求めているものは、もっと”チープ”なゾンビ作品である。

 

そんな時、偶然、Youtubeで予告を観て、すぐさまTSUTAYAに走り込んだゾンビ映画を紹介しましょう。

 

 

 あらすじ(ネタバレ)

 

 

www.youtube.com

 

クリント(イライジャ・ウッド)という男が、小説家を目指してNYを拠点に執筆活動を勤しんでいたものの、才能のなさを痛感し、母親が住んでいる実家に戻る。

実家で処女作を作ると同時に小学校の臨時教師として働くことに。

 

教師初日に同じ教師であるルーシーがまさかの同級生であることがわかり、働くことに不安を持っていたが少し安心感を持てるようになる。

 

給食後、初めての授業を行うが、1人の生徒が明らかに様子がおかしい。

自慢げに生徒に処女作を読ませようとした時に、その生徒が他の生徒の頬を噛みちぎる。

 

《ゾンビスクール 開講》

 

次々と感染していく生徒たち。何も知らない教師は、1人また1人と生徒に喰われる始末。

1人の教師が小言でボソッと「大虐殺だ」と呟くと、そこで教師達はことの重大さを気づく。

 

開演して1日も経たずに学校の生徒がゾンビ化に。

生物担当の教師が、1人の生徒を解剖すると、ゾンビ化する原因を突き止めることに成功。

 

ゾンビ化する条件

 

1. 思春期前であること

2. チキンナゲットを食べる

 

なんだ!、この条件はと思うが、こんなゾンビ化はこの映画にしかできない、B級感でたまらなく良い。

 

逃げるに逃げる教師達も活きの良い生徒たち(ゾンビキッズ)は、なぜか知能が感染する前より高く、背水の陣。

 

先生の死を間近に見ている教師たちも簡単に喰われてたまるかと、一致団結して学校から抜け出す計画を立てる。

 

それに勘付くゾンビキッズは、どうにかして教師(生肉)を喰べようと挑むも教師達はうまいこと学校を抜け出すことに成功。

 

しかも、抜け出す方法もタンバリンやラクロスのラケットで生徒の頭を殴る武器にするところが、ホームセンターでゾンビと戦う装備にそっくりであった。

こんなこと想像できるのは、小学校の授業中に聞くに耐えきれない話を妄想として誰でも思いつく考えだが、実際に作品にしているのは、アメリカ映画ぽい。

 

逃げ切って安堵を見せる教師たちであるが、道中にあった電気屋のテレビに映っていたのは、全世界がゾンビと化していた映像であった。

 

映像に張り付く教師の後ろにゾンビキッズの姿が。

さらに逃げる教師達だが、逃げついた場所は、子供向けアミューズメント施設。

 

もうダメかと、諦めたその時、ウェイドが施設内部にガソリンを撒いて火を投下。

「お寝んねしな、クソども」

 

と言って、教師達のゾンビキッズ狩りはひとまず終わり、戦いは続く感じで終了した。

 

 

 

感想・解釈

 

ゾンビ全てが子供であったのは、予測不能の行動が視聴者にも伝わりやすく、観てるこっちも、なんでもありやんと思わせてよかった。

また、授業中思いつく実際に起こったら俺、ヒーローになれるランキングにも上位に入るストーリーなので、私的には好感を持てるストーリーであった。

 

ゾンビランド』のようなスカッとゾンビを殺すコメディではないが、淡々と生徒から逃げる教師の姿は、滑稽だった。

 

 

 

 

監督 ジョナサン・マイロット

上映日 2015年

製作国 アメリカ

上映時間 88:00

配給 プレシディオ