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映画地獄

偏見と独り言の映画紹介

ギルバート・グレイプ

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さよならはどこかに行く時だ

 

 

障害をもつアーニー(レオナルド・ディカプリオ)の兄であるギルバート(ジョニー・デップ)は、自分はいい人間になりたい。と自分の生きる道より家族を大事にしていた。

 

妹のエレン(メアリー・ケイト・シェルハート)は、年頃なのか反抗的。姉のエイミー(ローラ・ハリントン)は、母親の代わりに家事を担う。母親のボニー(ダーレン・ケイツ)は、夫の自殺で心身が疲れ食べることで紛らわそうとする。

 

皆、複雑な思いながらアーニーとボニーを支える。

 

そんな時に、トレーラーで旅をしていたベッキージュリエット・ルイス)とギルバートが出会う。

周りを支えることが精一杯で自分の思うようなことができないギルバートと反し、ベッキーはトレーラーで旅をするくらいに自分がしたいことをする人間だった。

 

少しばかりか、田舎町と家族しか見てこなかった自分について考えるようになる。

 

なかなか言うことを聞かないアーニーに手を出したり、母が思い起こすことなく死んだことによりギルバートは今まで縛られたものが変わった。

 

強い人間ほど、弱い。

この映画に込められた、「自由と束縛の格闘」が偏ることなく情が深い作品に仕上がっていたのではないか。

 

愛する人とともに過ごす人か、自分が本当にしたかったことはこれでいいのかと、悩んでいる人に観てもらいたい。

誰かを尽くすのか、それとも自分が良ければそれでいいのか?

人間を向かい合う映画であった。

 

 

 

家族に対する思いと未知への興味が、ギルバートに大きな影響を与え、家族もそれによって変化するストーリー。何度でも観たくなります。若きレオ様の障害者を演じる上手さと、伏線が見事に回収されたいたので完璧ですよこれ。

 

 

 

 

 


 

 

 

タイトル:ギルバート・グレイプ

監督:ラッセ・ハルストレイム

脚本:メイア・テペル、バーティル・オールソン、デヴィッド・マタロン

公開:1993

上映時間:118分