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映画地獄

偏見と独り言の映画紹介

フューリー

 

 

 

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 戦争によって狂わされる良心。

 

まさにこの言葉がこの映画にふさわしい

 

戦争中、無敵艦隊として連合軍から信頼されていた小隊フューリー。

血気ある5人をまとめるのが、ダン(ブラッドピット)である。

連合軍対ドイツ・ナチスとの激しい戦時下、副操縦士が死んだ代わりに入ったのが、タイピストのノーマン。

ノーマンは、心優しい教徒で仲間が自分のせいで死んでしまっても報復するような気性ではなかった。

 

 

しかし、仲間が徐々に目の前で殺されゆく様を見、神にすがればどうにかなると考えていた優しい心が吹っ切れる。バンバンと人を撃ち殺す。ためらいはない、ここは戦場、生きるか死ぬか。

弱肉強食」何がなんでも生きる。人は、簡単には変わらないと言われているが、水面下に立たされれば意地でも変わる。

 


連合軍はナチスの粘りに多くの人を失う。

憎悪が増す一方。殺して、殺す。

何としても戦争を終わらせたい。ナチスは若い子ども、女性問わずに戦争に導入させた。ノーマンよりも若い子ども達を。

そんなナチスを止めるべく、ある街でナチスが通るのを構えるフューリー。

途中まで4隊いたが、もういない。四面楚歌だが、任務に徹するダン。この男に周りは惹きつけられた。

 

 

しかし、そうは簡単にはいかない。

向かい打つナチスの兵隊は何千も越す人数。

到底敵いはしない。それでも守り抜く。

 一戦一方、なんとか戦うもどんどんフューリーの仲間は死んでいく。

最後は、ダンとノーマン。2人のみ。

 

 

ダンは、ノーマンを助けるため自分一人フューリーに残る。

ノーマンは、敵の目を逃れるためフューリーの下で隠れる。

 

 

ドクン、ドクン。心臓の音と兵士の足音が耳に焼きつく。

バっ、1人のナチス兵に見つかる。

 

 

やばい、死ぬ。しかし、その兵士は見ているだけ。

なんとも幼い顔をした兵士。彼もまた、戦争の犠牲者なのだ。

 

 

フューリーに乗る前のノーマンのように、彼も人を殺める心はなかった…

 

  

 

 生きるとは何か、人間が揺らいではいけない良心は「死」に対すると脆く朽ち果てる。

 なんかそんなことを伝えたかったのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル:「フューリー」

監督:デヴィッド・エアー

脚本:ビル・ブロック、デヴィッド・エアー、イーサン・スミス、ジョン・レッシャー

公開:2014

上映時間:134分